Atlas: 自称「2671年からのタイムトラベラー」 @radianttimetraveler
「8人の現代人を破滅の危機にある未来の地球へ連れて行く！」
2022/10/18
タイムトラベル, 事件
近年、海外を中心に未来人やタイムトラベラーを自称する人物が出てきている。主にTikTokなどの動画配信を舞台に未来に起きるかもしれない事を告げては消えていく自称タイムトラベラーが多いが、中には変わった主張を行う人物もいた。
例えば今年9月には「2900年の未来からきたタイムトラベラー」を自称する人物が、「世界を救うためにランダムに8人の現代人を選んで未来に連れて行く」と宣言して注目を集めた。彼らに荒廃した未来の地球を見せることで、現代の人間によって引き起こされる「環境破壊の結果と大混乱」の結果を知ってもらい、環境破壊の進行を防ごうと考えたそうだ。果たして本当に未来に行った人がいたのか気になるところだが、今度は「2671年からのタイムトラベラー」 を自称する人物が登場。「破滅の危機に瀕している未来の地球を見るため、8人をランダムに選んで連れて行く」と宣言して注目を集めている。
この発言を行ったのは@radianttimetravellerというユーザー名でTikTokに登録しているEno Alaricという人物である。
📝@radianttimetraveler
Who would like to go?#fyp#foryou#radianttime#timetravel#timetraveler#viral#xyzbca#theory#conspiracy♬ Unheard Sparks – Eno Alaric
彼によれば自分のいる2671年の地球では「人類は破滅の危機に瀕している」 といい、原因はやはり現代の人類の行動によるものだという。そこで「今から6ヶ月も経たないうちに8人を連れて2671年に連れて行きます。そこで皆さんは自分たちが引き起こしたあらゆる混乱を目の当たりにすることになるでしょう。8人はランダムに選ぶ予定ですが、未来に行く準備ができている人はいますか？」と動画で視聴者に語りかけたのだ。この動画は2,900以上の 「いいね!」 を獲得、視聴者の中でも彼の動画を信じるかどうかで意見が分かれたようだが、多くのボランティアが「我こそは」とコメントで未来に行きたいと名乗り出たようだ。中には「政治家や科学者、人道主義者など、変化をもたらすことができる人々を連れて行く必要があるのでは」という指摘や「日数や費用はどれくらいかかりますか」と質問する人もいた。勿論、コメント欄には彼の主張を信じる人だけでなく懐疑的な意見を寄せる人もいた。
自称未来人による相次ぐ「未来へ連れて行く」宣言は一体何を意味するのか。単なる視聴回数及びいいね稼ぎのためのでまかせなのか、それとも本当に未来に現代人を連れて行く動きが出てきているのか。今後が気になる所だ。
（加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
画像 Pete Linforth / PIXABAY
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