明治元年
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代年表
1868年(慶応4年・明治元年)
月日 出来事・事物起源・話題
1月2日 松平泰直全軍15,000余を引率して進軍を開始(鳥羽伏見の戦いの序幕)
1月3日 鳥羽伏見の戦い起る
1月3日 東郷平八郎、海軍生活の第一歩を踏み出す
1月6日 鳥羽伏見に敗れた幕府の軍、大阪に敗走(徳川慶喜、天保山沖の米艦に逃げる)
1月7日 勅して徳川慶喜の罪を声明し、征討の大号令下る(公卿大名の去就を決せしむ)
1月8日 長州藩兵、大阪城の幕軍を砲撃
1月9日 薩長藩の兵、備後福山城を降す
1月11日 神戸事件(明治最初の外交問題)
1月13日 徳川慶喜、江戸城中にて和戦会議
1月15日 明治天皇、元服
1月16日 親王及び大臣の席次定める
1月17日 外国総奉行堀直虎、江戸城において徳川慶喜に恭順を直諌し、潔く自刃
1月17日 勝海舟、軍艦奉行より海軍奉行並を命ぜられる
1月22日 大阪に鎮台を設置
1月23日 徳川慶喜、主戦論者を排除し、恭順論の主唱者勝海舟を用いる
1月27日 倒幕の官軍、菊花章の旗幕を用いる
2月3日 明治天皇、「徳川慶喜親征の詔」を発布
2月3日 新政府、官制を改め三職八局の制とする
2月9日 有栖川宮熾仁親王を東征大総督に、嘉彰親王を海軍総督に定める
2月12日 徳川慶喜、東叡山寛永寺に入り謹慎の意を表す
2月15日 堺事件(土佐藩兵とフランス水兵の衝突事件)
2月23日 渋沢成一郎ら旧幕臣、彰義隊を結成し上野を占拠
2月24日 柳川春三らにより佐幕派最初の機関新聞となる中外新聞発刊される
2月30日 英国公使パークス、京都で攘夷党の壮士数名に襲われるが、後藤象二郎らに救われる(陰暦30日)
3月4日 明治天皇、南殿に渡御し、公卿諸卿を率いて天地神祇を祭り、五箇条を誓う
3月5日 勝海舟、山岡鉄舟に会う
3月9日 山岡鉄舟、駿府城にて西郷隆盛と会見(勝海舟の和平解決の書面を提示)
3月13日 西郷隆盛、勝海舟の両雄、江戸の薩摩屋敷で会見
3月14日 西郷隆盛、勝海舟と再度会見(江戸開城の談判)
3月14日 明治天皇、五箇条の御誓文を下す
3月20日 徳川家処分に関し三職会議(三条実美、岩倉具視、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、広沢正臣ら)
3月20日 秋山真之誕生
3月21日 明治天皇、親征の為車駕京都を発す
3月24日 パリにて初めて邦字新聞発行される(石版刷「世の噂」)
3月26日 日本最初の観艦式が行われる
4月2日 勝海舟らに江戸の取締りを命ず
4月2日 ストーンウォール号(甲鉄艦)、横浜に入港(官軍の海軍先鋒大原俊実これを抑留する)
4月3日 近藤勇、下総流山にて官軍に抗して虜となる
4月3日 福地源一郎、江潮新聞を発刊
4月3日 福沢諭吉、運営する英学塾を芝新銭座に移し、「慶應義塾」と改称
4月4日 江戸開城の勅使参向
4月5日 官報の始まりといえる太政官日誌発行される(毎月6回)
4月6日 明治天皇、大阪城中において諸藩兵の操練を観給う
4月6日 小栗上野介忠順、斬首
4月7日 勝海舟、江戸表取締りを命ぜられる
4月8日 大総督有栖川宮熾仁親王、本営駿府を発つ
4月9日 大久保利通、初めて明治天皇に参謁(無上の光栄に浴して感涙に咽る)
4月11日 江戸城無血開城
4月11日 徳川慶喜、水戸へ退去
4月11日 榎本武揚、大鳥圭介らの幕臣、海陸両軍を率いて江戸を脱走
4月11日 岸田吟香、新聞「もしほ草」発刊
4月20日 各国の領事、長崎裁判所へ邪蘇教伝道の禁の解除を請願する
4月21日 神戸に湊川神社を創建する
4月22日 伊藤博文(兵庫県知事)、木戸孝允を招き、国内で初めて馬車に試乗す(湊川神社参拝の折)
閏4月22日 公卿貴族大名などの行列のお先払い、並びに土下座の制を廃止
4月23日 東山道の官軍、下野宇都宮を復す(大鳥圭介逃れて日光山に入る)
4月24日 奥羽の官軍、白河城に迫る
4月24日 最初のハワイ移民
4月25日 京都裁判所を京都府と改め、最初の府知事に長谷信篤を任命
4月25日 近藤勇、斬首
4月27日 大村益次郎、新政府の軍防事務局判事に任命される
4月27日 坂本龍馬が率いた海援隊解散
4月28日 官許を得ざる出版刊行物の領布売買を禁じ、出版物の取締を厳にす
5月1日 江戸市中の警察権、官軍に収められる
5月2日 大阪府庁設置(醍醐忠順を知事に任命)
5月15日 大総督府諸軍に令して彰義隊を上野に討つ
5月15日 新紙幣太政官札(金札)発行
5月19日 仮に江戸に鎮台を置く(寺社、勘定、町の三奉行を廃し、南北市政、社寺、民法の三裁判所を置く)
5月19日 越後長岡城陥る
5月24日 徳川家達を駿府70万石に封ず
5月27日 広瀬武夫誕生
5月29日 官軍大挙し白河城総攻撃
5月30日 新撰組幹部、沖田総司死す
6月2日 江戸城内に戦没者慰霊祭行われる(現在の招魂祭)
6月12日 奥羽連合軍、白河城の再攻撃
6月17日 横浜裁判所を改めて神奈川府と称し、東久世通禧を初代知事に任命
6月19日 江戸の地名改称の議起る
6月26日 木戸孝允、大木喬任と共に三条実美に会し、車駕東幸並びに諸要件を議決する
6月27日 大久保利通、木戸孝允、大村益次郎、江藤新平宅に会し、近く京都より江戸城へ鳳輦を迎え奉ると祝杯を挙げる
6月29日 昌平黌を復興し、昌平学校と改称
7月8日 西園寺公望、越後長岡に入城
7月13日 幕臣天野八郎、本所にて捕わる
7月14日 出羽の庄内兵、新庄城を陥す
7月15日 大阪が開港
7月17日 江戸を東京と改称
7月19日 徳川慶喜、水戸より駿府に退く
7月23日 徳川慶喜、駿府にて謹慎
7月25日 河合継之助、越後長岡城奪回
7月29日 官軍、岩代の二本松を攻める
8月1日 相馬藩家老脇本喜兵衛の壮烈な最期
8月11日 大総督参謀西郷隆盛、官軍を率いて新潟に着す
8月11日 秋田兵、村上城を奪回
8月16日 河井継之助、戦死
8月17日 東京府庁開設(初代府知事に烏丸光徳任命)
8月19日 榎本武揚らの幕府の残党、軍艦八隻を率いて密かに品川湾を脱出、函館へ向う
8月20日 諸道の官軍、会津進撃を開始する
8月21日 南部兵の進撃に秋田兵大館に退く
8月23日 白虎隊全滅
8月25日 会津攻城戦
8月27日 明治天皇(17歳)、紫辰殿において即位の大礼を行う
8月29日 大阪造幣局に貨幣鋳造機舶来
9月6日 官軍、南部兵を破り大館城を復す
9月8日 明治と改元、一世一元の制定める
9月8日 大鳥圭介、会津より函館へ去る
9月9日 兵火のため会津城下、焦土と化す
9月10日 岩代の二本松藩主丹羽長国、羽前の天童藩主織田信敏、共に官軍に降る
9月12日 官軍、庄内を破り水澤を略す
9月12日 驛逓司、郵便規則布告
9月13日 大久保利通、京都において岩倉具視、木戸孝允と会し、車駕発輦を議す
9月20日 明治天皇、京都発輦、東幸し給う
9月22日 会津若松城落城、官軍に降伏(戊辰戦争平定)
9月24日 磐城の各藩主、官軍に降る
9月27日 明治天皇、農民の収穫を天覧
9月28日 スペインと通商条約調印
10月6日 鎮撫総督四条隆謌、仙台入城
10月13日 明治天皇、「東京」に到着(江戸城を皇居に事実上の遷都完了)
10月15日 万機御親裁の詔を下す
10月24日 大鳥圭介らの軍、函館に迫る
10月25日 幕府の残党榎本武揚、大鳥圭介、荒井郁之助ら、函館の五稜郭に籠もり陣を整う
10月27日 備前、津、久留米藩、函館に出征
11月1日 観音崎灯台(初の洋式灯台)着工
11月4日 東京遷都祝賀大会
11月9日 東京互市場を鉄砲洲に開き、外国事務局と称す(後の東京運上所)
11月13日 火焙(ひあぶり)の刑及び磔(はりつけ)の刑を廃止する
11月18日 新嘗祭遥拝の儀、東京城(江戸城)にて挙行
11月19日 函館地方、賊兵に占拠される
11月19日 東京築地に外人居留地をつくる
11月19日 新潟港開港
11月19日 燈明船、初めて横浜に設置
11月24日 徳川昭武に函館討伐を命ず
12月7日 陸奥国を分って磐城、岩代、陸前、陸中、陸奥の五国とし、出羽国を分って羽前、羽後の二国に定む
12月8日 明治天皇、東京を発輦、京都へ還幸
12月15日 榎本武揚ら旧幕府軍、蝦夷地占領
12月20日 沼津兵学校の開設
12月22日 明治天皇輦駕、京都に還幸
12月22日 歳末年始の官庁休暇制定
12月23日 各府藩県に仮に権知県事、権判県事を置き、その適任者を選んでこれを奏上せしむ
12月24日 府藩県に地方地図作製を命ず
12月28日 一条美子を皇后に冊立
明治時代年表
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