ウクライナ・マイダン革命(2014)







ガンザー博士: ウクライナ・マイダン革命(2014)の真実
ガンザー博士が語るウクライナ紛争~真実と裏側 (全ての関連ソースが明記されています)
https://www.kla.tv/ja
8年前のオバマ大統領の国際法違反がなければ、プーチンの違法な軍事侵攻はおそらく起こらなかったでしょう。そう語るのは、Rubikon.newsに寄稿しているDaniele Ganser(ダニエル・ガンザー)哲学博士です。スイスの歴史学者で、1945年以降の現代史と国際政治の専門家です。専攻分野は平和研究、地政学、秘密戦争、資源争奪戦、経済政策です。同博士はバーゼルにあるスイス平和エネルギー研究所の所長です。
■オバマ政権の施策
今日はウクライナ紛争に関する彼の見解を紹介します。「2022年2月24日、ロシアのプーチン大統領は軍隊にウクライナへの侵攻を命じましたが、これは国連の暴力禁止規定に違反するため違法です。そのほぼ8年前の2014年2月20日、アメリカのバラク・オバマ大統領は、ウクライナをNATOに引き込むためにウクライナ政府を転覆させました。このクーデターがウクライナ戦争の出発点です。プーチンの侵略と同じように、オバマの行動は国連の暴力禁止に違反し、したがって違法です。今こそ、どちらか一方からの中途半端な報告に甘んじることなく、バランスの取れた形で紛争の全容を伝えるべき時です。現在、メディアではプーチンの侵攻について多く報道され、正しく批判されています。しかし、オバマのクーデターについては、ほとんど報じられてきませんでした。なぜ、物語の半分しか語られないのでしょうか?米国は本当にウクライナの政府を転覆させたのでしょうか?なぜ、当時はほとんど誰も気づかなかったのでしょうか?米国がウクライナ政府を転覆させたという証拠はあるのでしょうか?今、こうした質問をよく受けます。私は歴史家、平和研究者として、米国の公開された戦争と秘密の戦争の研究を長年続けており、拙著『違法な戦争』でもウクライナのクーデターについて述べています。「欧米が主導したクーデターであることは間違いない」と、元CIA職員のレイ・マクガバンは認めています。
クーデターから1年後の2015年5月10日、私はベルリンでウクライナでの出来事について講演を行い、オバマ大統領がウクライナの政府を転覆させたことを明らかにしました。講演の様子はこちらでご覧いただけます。
■「核保有国との対決」
核保有大国どうしの衝突
ウクライナ戦争は、核兵器を保有する米国とロシアが対峙しているため、特にデリケートな国際紛争です。キューバ危機のように、双方が隠しカードで勝負し、ウクライナを自国の勢力圏に引き込もうとしているのです。
ベルリンの壁が崩壊し、ソビエト連邦が崩壊した後、ウクライナは1991年にソビエト連邦からの独立を宣言しました。ロシア政府の弱体化は、米国の影響力を東欧に拡大し、かつてモスクワが支配していたワルシャワ条約加盟国をNATOに加盟させる最初のチャンスを米政府に与えました。
NATOの東方拡大とブカレストサミット
米国はロシアにNATO不拡大を約束していたにもかかわらず、NATOは拡大されました。ポーランド、チェコ、ハンガリーは1999年にNATOに加盟しました。2008年4月にルーマニアの首都ブカレストで開催されたNATO首脳会議で、ジョージ・ブッシュ米大統領は、ウクライナもNATOに加盟すると宣言したのです。ウクライナはロシアと直接国境を接しているので、ロシアは激怒しました。米国でも注意喚起の声が上がりました。「もし中国が強力な軍事同盟を結び、カナダやメキシコを参加させようとしたら、そのときのワシントンの怒りを想像してみたらよい」。シカゴ大学の政治学者ジョン・ミアシャイマー氏はそう警告しました。ミアシャイマー氏によれば、欧米が不必要にロシアを刺激したため、ウクライナ危機を引き起こしたのです。
■マイダンでのジョン・マケイン上院議員
2013年末、ウクライナの首都キエフの中央広場「マイダン」では、ヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領とニコライ・アザロフ首相の政権に反対するデモが行われていました。元ボクシング世界チャンピオンとして有名なビタリ・クリチコがデモを主導し、米国と緊密に打ち合わせた上で扇動的な演説をしました。この緊迫した状況の中、米国の有力上院議員ジョン・マケインがウクライナに飛び、2013年12月15日、クリチコとともにマイダンの抗議者陣営を訪問しました。米国の上院議員がデモ隊にウクライナ政府転覆促したのです(4) もし、ロシアの有名な国会議員がカナダに飛び、首都オタワでカナダ政府を転覆させようとするデモ隊を支援したら、米政府はどれほど怒り狂うでしょうか?米国はまさにそのようなことをウクライナで行ったのです。
■駐キエフ米大使館が抗議行動をコーディネート
マイダンのデモのリーダーたちは、米大使館に出入りし、そこで指令を受けていました。一部のデモ隊は武装しており、警察に対して暴力を行使しました。「米国が衝突を激化させたのは明らかだ。」失脚したニコライ・アザロフ首相はそう語っています。キエフの米大使館では、ジェフリー・パイアット米大使がデモ隊を支援し、ウクライナの不安定化を進めました。パイアット大使は、元ボクサーのクリチコと直接コンタクトをとっていました。マイダン広場の組織化されたデモはどんどん大きくなり、キエフの緊張は高まっていきました。バイデン米大統領もマイダンのデモを支持し、クーデターに直接関与していました。2013年12月、当時オバマ政権下で副大統領だったバイデンは、夜中にヤヌコビッチ大統領に電話をかけ、「警察がマイダンの群集を排除したら、ただでは済まないぞ」と脅しました。その後、ヤヌコビッチは予定していた排除行動を撤回しました(6)。
■ビクトリア・ヌーランドの50億円
米国務省でクーデターを担当していたのは、ビクトリア・ヌーランドです。ヌーランドは、ジョン・ケリー米国務長官の下で国務次官補を務め、オバマ大統領の上級補佐官でした。ドナルド・トランプ大統領の下、ヌーランドは影響力を失いましたが、ジョー・バイデン大統領によって再び国務省の国務次官に任用されました。ヌーランドはブカレスト首脳会議で合意されていたように、ウクライナをNATOに加盟させるため、アザロフ首相とヤヌコビッチ大統領を引きずり落とそうとしていた。マイダンのデモの指導者たちは、米大使館から指令を受けただけでなく、報酬も受けていました。クーデターの2カ月前の2013年12月、ヌーランドは講演でこう述べていました。「我々はウクライナの繁栄、安全、民主主義を保証するために50億ドル以上を投資してきた」(7)。これには、米国でも批判が出ました。元米下院議員のロン・ポール氏は公の場でこう尋ねています。「米国のビクトリア・ヌーランド国務次官補がウクライナの政権交代に50億ドルを費やしたと自慢しているが、そんなことが許されるのか?" (8). ウクライナのデモ隊の中にお金をもらっている人がいることは、当時公然の秘密でした。米国の大富豪ジョージ・ソロスのように、革命に資金を提供する人たちがいるのです。ソロスはマイダンを支援し、そこにいる人々に給料を払っていました。「彼らはマイダンで2週間過ごすと、西ウクライナで4週間働くよりも多くの収入を得た。」ウクライナ専門家のイナ・キルシュは『Wiener Zeitung』でそう書いています。マイダンの抗議デモと、それに反対するカウンターデモ「アンチ・マイダン」の両方で、人々が支払いを受けていたという十分な証拠がある」と、キエフの現場にいたイナ・キルシュは言います。「デモごとに報酬が与えられた。朝、アンチ・マイダンのカウンターデモでお金をもらい、その後マイダンに行ってまたお金をもらっている人を知っている。ウクライナでは何も珍しいことではない」(9)。
■「EUなんか糞くらえ」:クーデター前の電話
ウクライナのクーデターに米国が関与したことを示す証拠の中で最重要なものは、クーデターの数日前、2014年2月7日にビクトリア・ヌーランドとジェフリー・パイアット大使が交わした電話の会話です。ヌーランドは電話会談で、クーデター後のウクライナの新政府を誰が作るべきかについて、「クリチコは新政府の一員になるべきでない。その必要もないし、いい考えだとは思わない」と断定しました。「私はヤツェニュク氏が適任だと思う。彼は経済と政治に必要な経験を持っている。」実際、クーデター後のウクライナでは、アルセーニ・ヤツェニュク氏が首相に就任しました。元ボクサーのビタリ・クリチコは、キエフ市長のポストで満足しなければなりませんでした。これは、ビクトリア・ヌーランドが米国のためにクーデターを計画し、成功させたことを証明しています。「この問題を解決するのに」国連の潘基文事務総長が「役立つだろう。EUなんか糞食らえ」とヌーランド氏は盗聴された会話で語っています。これを聞いたメルケル独首相は腹を立てました(10)。
■2014年2月20日、狙撃手が状況をエスカレートさせる
2月末、マイダンの状況がエスカレートしました。2014年2月20日、正体不明の狙撃手が複数の建物から警察官やデモ隊に発砲し、40人以上の死者を出すという大虐殺が発生し、状況は混乱しました。ただちに当時のヤヌコビッチ政権とその警察組織ベルクは虐殺の責任を負わされましたが、彼らには事態をエスカレートさせることに何の得もありませんでした。彼らとしては政権の転覆を避けたかったからです。「国際社会は独裁者が国民を虐殺するのを傍観していてはならない!」。政権打倒を目指していたボクサーのビタリ・クリチコはドイツのタブロイド紙『ビルト』にそうコメントしました。政権転覆は成功しました。ヤヌコビッチ大統領は失脚し、ロシアに逃れました。その後、億万長者のペトロ・ポロシェンコが大統領に就任し、ウクライナをNATOに導くと即座に宣言しました。
■オバマ大統領、クーデターについて語る
クーデターから1年後、オバマ米大統領はCNNでウクライナの政変について語りましたが、米国が演じた役割については口を濁しました。「プーチンはマイダンの抗議行動で足元をすくわれた」とオバマは言いました。「ヤヌコビッチは政権移譲の交渉の末、逃亡した。」ウクライナの政府を転覆させたのは本当はオバマだったことは、CNNの視聴者には明かされませんでした(11)。
■プーチンがクーデターについて語る
しかし、ロシア人はア米国がクーデターを組織したことを知っており、激しい怒りを覚えていました。「この危機は意図的に作り出されたものだと考えている。」プーチン大統領はイタリアの新聞「コリエレ・デラ・セラ」にそう語りました。NATO諸国はクーデターを防ぐことができたはずであることをプーチンは確信していました。「もし米国と欧州が違憲行為を行った者達に対して、そんなやり方で政権を取っても決して支持しない。選挙をやって勝てばいいんだと告げていたら、 状況はまったく違っていただろう」(12)。
■クリミアの分離独立
プーチン大統領は、手をこまねいたままウクライナを手放すつもりはありませんでした。ヤヌコビッチ政権崩壊直後、2014年2月23日未明にクリミアの「奪還」開始を指示したのです。2014年2月27日、クリミア半島最大の都市シンフェロポリで、記章のない緑の制服を着たロシア兵がすべての戦略地点を占拠し2014年3月16日、クリミアの人口の97%がウクライナから離脱し、ロシアに加盟することに票を投じました。それ以来、クリミア半島はウクライナではなく、ロシアに属しています。ウクライナ戦争では、米国もロシアも国際法を遵守していません。まずオバマが2014年2月20日のクーデターで国際法を破りました。これに対し、プーチンは2014年2月23日にクリミアを占領して国際法をも破りました。 ロシアのクリミア占領は「現行の国際法に対する侵犯」であり、「ウクライナの主権と領土保全が侵害された」と、元連邦行政裁判所判事のディーター・デゼーロートは説明しています。西側諸国は現在、プーチンを厳しく批判していますが、西側諸国も数々のケースで現行の国際法に繰り返し違反しています。コソボ、イラク、アフガニスタン、リビア、ドローン戦争、グアンタナモです。プーチンを批判する資格に疑問符が付されます(13す。
■ドンバスの分裂
キエフのクーデターとクリミアの分離独立後、ウクライナは内戦状態に陥りました。新首相のアルセニー・ヤツェニュク氏は、軍、諜報機関、警察の力で国全体を支配下に置こうとしました。しかし、兵士、警察、シークレットサービス関係者は必ずしも全員がクーデター政府の指示に従ったわけではありません。ロシアと国境を接するウクライナ東部のロシア語圏では、ドネツク地区とルガンスク地区がキエフのクーデター政権を承認しないことを宣言しました。分離主義者たちは警察署や行政庁舎を占拠し、新政府は不法に誕生したものであり正統性がないと主張しました。ヤツェニュク首相はこれに激しく反発し、分離主義者はすべてテロリストであると断じました。CIA長官ジョン・ブレナンはクーデター実行者に助言するためにキエフに飛びました。2014年4月15日、ウクライナ軍は米国の支援を得て「対テロ特別作戦」を開始し、ドネツク地区のスラビャンスク市を戦車や装甲兵員輸送車などで攻撃しました。これがウクライナ内戦の始まりで、8年間で1万3千人以上の命が失われ、それが2022年2月24日のプーチンによる不法侵攻につながったのです。キエフでのクーデターは、プーチンのウクライナ侵攻を正当化するものではなく、それが国際法の侵犯であることに変わりはありません。しかし、私たち西側諸国が2014年のクーデターを無視するならば、ウクライナ戦争を理解することはできないでしょう。

Legacy of Ashes
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/4625








プロパガンダではないメディア?
投稿者:Legacy of Ashesの管理人
投稿日:2022年 4月26日(火)00時54分49秒  
掲示板の目次は以下をクリックし右側です。
https://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin
https://www.youtube.com/watch?v=2jy3JU-ORpo&t=241s
kla.tv : 反主流派ネットメディア:プロパガンダではないメディア?
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/2213998.html
ザウルスの法則さんのサイトより
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/a347d2c0220d4c5419958b366d778608
みなさんもすでにご自分なりの情報源をお持ちであろうし、すでにこれを知っていた読者もいることだろう。初めて知った読者には、ぜひこのサイトを訪問して、ご自分の今までのお気に入りの反主流派メディアとじっくり比較してみて頂きたい。詳しくは本文参照 私はまだ全てを見ていませんので評価は保留にしますが後日全てを見てからコメントしたいと思います。ザウルスさんのご指摘がなければと思うとザウルスさんと大摩邇さんに感謝申し上げます。
■ザウルスさんの記事についたコメントから
Unknown (楽器)
2022-04-25 18:24:54
気を悪くされたらすみません
国際金融資本家の両建て報道だと思います
「金融資本万能説」は宗教 (ザウルス)
2022-04-25 19:06:53
すべては「国際金融資本家」が仕組んでいるだけですよという、「金融資本万能説」の典型ですね。
つまり、「すべては神の思し召し」の代わりに、「すべては金融資本家の思し召し」 というわけです。こういう「単純な一元論」は、「宗教」に特徴的です。何でも1つのお題目で解決するわけです。ありがたい宗教ですね。これは陰謀論というより、ただの宗教です。
知りませんでした (コナン)
2022-04-25 19:43:32
教えて下さって、ありがとうございました。自分は全然知りませんでした。すごい人にインタビューしたりしてますね。ブックマークしました。
探しに行くことが大事だと思います (オカ由)
2022-04-25 21:15:52
いくつかは見たことがある番組でした。ある事柄の背景にあるものまで探しに行くキッカケになると思います。背景を果てしなく追っているものが真実に近いものだと思います。おおよそ誰もが時間に追われる上に存在を抹消される上に勇気も足りなさすぎたり、いろいろと困難なものだと思います。
https://www.kla.tv/jaをクリックすると『ガンザー博士が語るウクライナ紛争:真実の裏側』や興味ある映像が日本語字幕で出てきます。kla.tv/jaで検索すると以下が出てきました
https://search.yahoo.co.jp/search?p=.kla.tv%2Fja&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&ts=1983&aq=-1&oq=&at=&ai=58c2719b-a3d9-4786-af96-a63034b5583a
エコノミックヒットマンで紹介したジョンパーキンスさんもありますね
https://www.kla.tv/16276
エコノミックヒットマンが明かす世界金融市場崩壊の理由とやり直しの道
http://democracynow.jp/video/20091110-3
プロパガンダ ? 効果的な操作
https://www.kla.tv/index.php?a=showlanguage&lang=ja&id=19558&date=2021-08-14
プロパガンダ ? 効果的な操作
「プロパガンダとは現代においては、政治的見解や世論を形成し、認識を操作し、プロパガンダの発信者又は支配者が望む方向に人々の行動を誘導する意図的な試みを意味する」とウィキペディアには書かれています。スイスの歴史学者ダニエレ・ガンザー博士は2019年3月10日の講演でこのテーマを取り上げ、この問題は今日いまだかつてなかったほど重要性を帯びていることを指摘しています。様々な例を手がかりにして博士はプロパガンダのからくりと対象を説明しています。KLA.TVはここで博士の詳論の一部をお伝えします。講演全体はリンクをご覧ください。全ては情報を耳や目で受け取るところから始まります。思考や感情は気づかぬうちに操作・誘導され、その思考と感情によって私たちの行動は左右され、私たちの生活と人生は大きな影響を受けます。その場合目標を達成するために決定的に重要なことは絶えず同じ情報告知を繰り返すことです。それによってその情報は意識下の領域に深く刻み込まれるからです。このような操作が成功するか否かは教育や社会的地位とは全く関係なく、情報の受け手が疑問も持たず検証も行わずにその情報を無批判に受け取る限り、操作は成功します。ガンザー博士は心理学者エドワード・バーネイズ(1891-1995)を引き合いに出しています。バーネイズは著書『プロパガンダ』において、プロパガンダが私たちを取り巻く世界のイメージを変更し、私たちはその変更されたイメージを知覚していることを説明しています。バーネイズは1930年代にたとえば女性には禁止されていたタバコを人前で吸うようにフェミニストたちを仕向けることができました。その女性たちはそれによって自由の気分を味わえたのですが、同時にタバコ製造会社ラッキーストライクの売上が倍増したのでした。現代ではBMWの車がロマンチックで自由な海辺の道路を走るCMを見せられることで自由の気分が湧き上がります。但しそうしてBMWの車を買った人はだいたい渋滞に嵌り、それで自由の夢から覚めるというわけです。しかしBMWは夢を叶え、販売数アップという目標を到達するのです。もう1つ例を挙げると、コカコーラのCMです。CMでは友達と一緒の休暇、楽しい人生等々の感情が掻き立てられますが、それもまた一種の幻想であり、そしてコカコーラは売上増という目標を達成するのです。ガンザー博士によれば、このような「架空の感情」を引き起こす上で決定的に重要なのはつねに繰り返すことです。つねに繰り返すことが自ずから目標に至る道なのです。このからくりは見事に成果を上げ、私たちは知覚の操作を喜んで受け入れるので、プロパガンダは生活の様々な分野で利用されます。特に重大な結果を招くとはいえ効果があるのは戦争のためのプロパガンダです。たとえば2001年9月11日飛行機がニューヨークの世界貿易センタービルに激突したのはアルカイダの仕業だったとの主張が行われ、アフガニスタンでの戦争の理由にされました。2014年のクリミア半島での合法的な決議もプロパガンダによって歪曲され、メディアはプーチン大統領による無法の侵攻として報道しました。その結果、プーチンはこれ以後西側世界の敵の烙印を押されました。偽装された告知やプロパガンダが至る所に潜んでおり、生活の隅々に入り込んでいる、とガンツァー博士は警鐘を鳴らしています。そこから逃れることは容易ではありません。プロパガンダの影響は甚大であり、広範囲にわたります。そのことを私たちは知る必要があります。プロパガンダをプロパガンダとして見抜き、自分自身の思考を活性化し、プロパガンダに抗してあるいはプロパガンダから脱して判断することができる者だけが身を守ることができるのです。
管理人注:ミンスク合意とは
https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%90%88%E6%84%8F%E3%81%A8%E3%81%AF&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&ts=8354&aq=0&oq=%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF&at=s&ai=fc7a768a-3124-4371-ac47-5eae7ecd508d
KLA(Keep Looking Ahead)の会社概要
https://www.kla.com/ja/company-info
深見武氏の情報
https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%B7%B1%E8%A6%8B%E6%AD%A6&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&ts=16374&aq=-1&oq=&at=&ai=3b58a680-e71a-403c-ac4c-d54d655fb030

Legacy of Ashes
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/4625

0 件のコメント:

コメントを投稿