【5】2046年~(乙女座天王星)
★シンギュラリティの時代
乙女座は、細かい物事や緻密作業全般に影響する星座です。
つまりプログラミング、コンピュータ言語、人工知能に関する革命が起きる時期と解釈できるでしょう。
人工知能が人間の知能を超え、生活が大きく変化するという概念を
「技術的特異点(シンギュラリティ)」
と言います。一般的に流布されているレイ・カーツワイル博士の説によれば2045年が可能性が高いとのことです。
とはいえ、社会の変化は、大抵の場合、助走期間がありますので、翌日から急に違った生活を強いられるというのは考えづらいです。
2044年~2046年の間に木星と冥王星の合とか、天王星と冥王星の衝など占星術的にインパクトのあるイベントが目白押しであり、その3年間において世界がじわじわと激変していくものかと考えられます。
☆人工知能が人類を凌駕するということで、実務的なことは人工知能がやってくれるとした場合、人類は何をするのでしょうか?
おそらくは、技術に関する法整備、倫理・哲学の整備、管理責任などそういったことが求められるのでしょう。
機械が起こした事故は誰が責任を取るのか、機械が生産した機械の所有者は誰か。
人に似せた機械を作成・廃棄するときに制約を作るべきなのか・・・
そういった細かいことが沢山決められ、守ることが義務となります。
ところでテクノロジーは、加速度的に進歩しており、世界の保存情報は、2年ごとに倍になるとすら言われています。
とはいえ、いくらデータや知恵があったとしても、それを物理的に影響を与えるいわば手足が無ければ、バーチャルの存在に留まっているだけだということです。
例えば、2050年頃には世界で深刻な水不足が懸念されています。そういった、試算は機械の得意分野です。
ところで水不足の件ですが、日本は水資源は一見豊かそうに見えますし、水道を捻れば水はいくらでも出てきそうなもので、何が問題なのでしょうか。
実は問題は農作物の輸入にあります。
農作物の育成には多大な水を使うのです。
そして、現在大量の農作物を輸入しているということは、大量の水を輸入しているのと同義なのです。
ついでに言えば、インフラの老朽化から日本国内の水道水の利用料金は高くなると言われています。
人工知能様がこういった社会問題を解決してくれればいいのですが、いくら優秀な頭脳があったとしても、地球規模で何らかの解決策を実行してくれる手足が無ければ、理想通りの世界には中々ならないでしょう。
・・・そんな感じで、未来の状況を天王星の動きに即した時系列にまとめてみました。
既に記述したとおり、その時期になったら、いきなり切り替わるのではなく、グラデーションのように少しずつ変化していきます。
周囲の人たちの携帯電話がガラケーからじわじわスマートフォンに切り替わったかのような感じです。
グラデーションの最先端の部分を見極めつつ、少しだけ先行して、少しずつ慣らしていくのが、多分、効率の良い生き方なのだと思われます。
魔術師ダッチの人生放浪日記
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