水瓶座

歳差運動
( 出典 : 星たび・巨石遺跡にアナレンマを見た )
図では4000年毎に北極星が入れ替わってきたことを示していますが、
歳差運動もまた星座の12宮に振り分けられます。
占星術上の星座の巡りは、春分の牡羊座から始まって魚座で終わりますが、
歳差運動に於ける星座は、地球の地軸の首振り運動に伴って春分の際の太陽の位置を云うもので、
通常の占星術の星座の巡りとは反対に巡ります。
ですから、魚座の次が現在の水瓶座となっています。
2012年で暦が終わる、つまり歳差運動に伴う大きな周期が終わるとするなら、
それは水瓶座で始まり、水瓶座で終わるのでしょうか?
西洋占星術では、山羊座に始まり、水瓶座で終わります。( 通常は牡羊座に始まり、魚座に終わるとされますが、これは春分起点で、本来=古代の冬至起源なら山羊座となります。)
いずれにせよ、マヤ暦の5つの太陽周期が、
歳差運動を指し示してるように思われるのは驚きです。
しかもそれが、「 最後の水瓶座 」から「 始まりの山羊座 」へと遷移する時期の一致を見ていることも面白いです。
但し、水瓶座には1960〜80年代から入ったことになっていますから、
水瓶座の時代はまだ2000年ほど先と云うことになり、
この点は「 マヤンカレンダー 」とはかなりズレてはいます。

nueq lab
http://nueq.exblog.jp/19693265/







水瓶座の時代
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/769.html
BC 4300年 ~ BC 2150年  牡牛座の時代
BC 2150年 ~ AD  0年 牡羊座の時代
AD  0年 ~ AD 2150年  双魚座の時代
AD 2150年 ~ AD 4300年  水瓶座の時代
注:2150年から水瓶座になりますのでイエスキリストという玉は使えない。
一体誰がメシアになるのでしょうか。

ハムレットの水車小屋
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/944.html




マヤ暦と歳差運動
2012年辺りでマヤ暦が終了している理由は、
そこから「 時間がなくなる 」というより、
オルメカ文明に続くマヤ文明が存続した
紀元前後~AD1562年が属する周期を最後に記したとする方が自然です。
マヤ暦の長周期 : 13バクトゥンの1,872,000日は、
グレゴリオ暦の365.2425日で割ると5125.36年となります。
エリック・トンプソンのマヤンカレンダー( ホセ・カレンダー )では、
グレゴリオ暦のBC3114年8月11日に始まり2012年12月21日で終わるとされています。
(21日説と22日説があるようです。)
これはマヤに
「 第5の太陽の時代は、 13バクトゥン 13アハウの日 に終焉を迎える 」
と云う予言があるところから、
エリック・トンプソンの計算で2012年12月21日がとされたものですが、
BC3114年8月11日を割り出した基準点を巡って諸説があるようです。
しかしその予言が記されたのが何時の時代で正式にどのように記されていたのかの資料は
日本語のWEBでは見当たらないようです。
第5の太陽の時代、つまり13バクトゥンを5回掛け合わせると、
   5125.36年 ✕ 5 = 25,625.8年
これは、地球の歳差運動:25, 920年と近似です。
マヤ文明が歳差運動を正確に読み取っていたかどうかはまだよく判りません。
ミランコビッチによれば、
歳差運動は1 万9000 年、2 万2000 年、2 万4000 年の3つの周期の組合せから構成され、
また、歳差を作る自転軸の傾斜角も4 万1000 年の周期で22.1 度から24.5 度に振れていて、
歳差周期はこれらの組合せで増減を繰り返しています。

nueq lab
http://nueq.exblog.jp/19693265/




歳差運動とは、地球の首振り運動。
独楽を回すと最初はまっすぐに立ってますが、時間が経って回転エネルギーが低下してくると軸棒が首振り運動を始めます。
この首振り運動が歳差運動なのです。
そう、地球の回転エネルギーが低下して首振り運動が起きているのです。
太陽系にあって、回転エネルギーは内側の惑星から消失していきます。
水星・金星は既に回転エネルギー( 自転エネルギー )を消失したために、水星ではほとんど自転してないに等しい176日、金星では逆回転のー116日で、次は地球の回転が止まる番です。 と云っても今年の12月22日ではなく、数億年、或いは数十億年先の話だと思われますのでご安心を。
下の図は、歳差運動によって北極星が移り変わってきた様子を描いたものです。

nueq lab
http://nueq.exblog.jp/19693265/

0 件のコメント:

コメントを投稿