1973年為替相場が『固定相場制』から『変動相場制』に移行
『1ドル=360円』昭和の思い出。
昔、1ドル=360円の固定相場でした。第二次世界大戦後、日本の円相場は、GHQ(連合国軍総司令部)が打ち出した物価安定・緊縮財政政策『ドッジ・ライン』によって、1ドル=360円に固定されていました。日本円が国際的に通用する時代ではなかったんですね。超円安でした。
1973年に為替相場が『固定相場制』から『変動相場制』に移行しました。『変動相場制』へ移行後、ドル安(円高)が急速に進んだため、日本はそれまでのように、輸出で大きな利益を得ることができなくなりましたが、日本の輸出企業は、為替の影響を受けにくい海外へ生産拠点を移し、効率的な生産体制を築くようになりました。日本企業が真のグローバル企業として発展するための構造転換を果たす大きな引き金となりました。
今では日本円は世界で大歓迎されますが、以前は日本円には全く国際的信用力はなかったんですね。時代は変わる。(^^♪
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